Atlanta 1996 that night,She has written on the back of her right hand ,in japanise "Make everything possible"
高い目標を思い続けることで・・・
海外行ったら現地の人と・・・


タイガー・ウッズがマスターズを制して以来、私もだいぶゴルフに興味をもって見るようになりました。

彼のゴルフの才能もさることながら、インタビューの際の答え方や、ギャラリーへの対応の仕方など、ウッズの一挙一動には、人を引き付ける魅力があります。
20歳そこそこの青年が、ゴルファーとしてだけでなく、人間的にも超一流の要素を持っているのを見るのは、とても気持ちのいいものです。

私はことにスポーツに関しては、一流または超一流と言われる人たちのプレーやインタビューを見るのがとても好きです。

優れたものを見たり聞いたり、あるいは触れたりすることによって、自分自身の感性が磨かれるし、また「上には上がいる」ということを知ることによって、「もっともっと自分は努力しなければならない」 と思うし、自分の置かれている現状に満足することなく、前進するための勇気が私に与えられるからです。

ウッズの優勝がきっかけで、ゴルフを見るようになった今日このごろですが、先日ブリティッシュ・オープンで優勝した弱冠25歳のジャスティン・レオナードのインタビューにはとても感動しました。

彼はインタビューの途中で感極まって、言葉に詰まってしまったのですが、その様子はレオナードが優勝を手にするまでの過程を物語っていたような気がしてなりませんでした。 そして彼にとってのその過程は、とてつもなく長く、優勝自体よりももっと、意味の深いものだったのではないかと思います。

私たちスポーツ選手は、常に勝敗をかけて戦っています。 そして悲しいことに、勝ち負けによって、調子の良し悪しや、選手としての能力のすべてを判断されることも多々あります。 これは選手を続けている以上、逃れられない運命なので仕方ありませんが、時にこの運命のいたずらによって、とても大切なことを忘れそうになることがあります。
「大会で優勝したい」
「良い成績を残して認めてもらいたい」
と結果を出すことばかりに気を取られはじめると、そこにたどり着くまでの過程がおろそかになってしまいます。

どんなに努力しても、必ずしも自分の思い通りの結果が得られるとは限りませんが、忘れてはならないのが、その 「努力した過程」 は決してムダにはならないということです。


(デイリースポーツ'97.8.5)
ヨーコ・ゼッターランドのスポーツ東西見聞録より

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