Atlanta 1996 that night,She has written on the back of her right hand ,in japanise "Make everything possible"
感動が感動呼ぶ観客の声援
私にとってバレーボールは・・・


Vリーグシーズンに突入して2週目を終了し、我がチームは4試合を消化して4勝0敗。 とりあず現時点では1位をキープしていますが、まだ先は長いので油断は禁物。 リーグ戦の場合は試合単位だけでなく、1セット、さらには1点が、最後の最後に良い方にも悪い方にも、大ドンデン返しをもたらす可能性があります。 Vリーグだけでなく、早稲田大学時代も、USAチームでも、何度となくリーグ戦を戦ってきて、酸いも甘いも経験してきました。

わずか1点差で決勝ラウンドに進めず、シドニー → メルボルン → シンガポール → ソウル → 東京 → ロサンゼルス → サンディエゴという、トータル45時間のルートをたどって、すごすごとアメリカに帰るハメになった大会もありましたし、早大の時は 「この試合でストレート勝ちをしないと自力優勝はない」 という時に、チーム全員が、もう神がかっちゃったのかしらと思うほどの出来で優勝を決め、涙や鼻水の世界にしばし浸ったのち、美酒に酔いしれた揚げ句、高田馬場近辺で正体不明になった思い出などがあります。

何が起こるか分からないから試合は怖い、という見解もありますが、私は予測できないことも起こり得るかもしれないと考えると、そのスリル感に背筋がゾクゾクして、時には鳥肌が立ってしまうことがあります。
それは恐怖感ではなく、どきどき、わくわくというような楽しい感覚として、自分の中に存在していると思います。
特に大接戦の時などは、思いもかけないプレーに対処するだけでなく、その裏に見え隠れする人間の心理状態や、性格を垣間見られる楽しさも含まれています。

セッターという職業柄、相手チームのブロッカーや自チームの選手との技術的な駆け引きもありますが、それとは別に、心理的な駆け引きも試みることが多々あります。 面白いもので、人間がやっていることですから、その人の性格はほんとうによく、プレーに反映されるんですね。
ピンチの時こそ声を出してボールを呼ぶ人もいれば、ミスを連発してしまう人、怒る人、自分の殻に閉じこもる人、すぐあきらめる人、ボー然としてしまう人などなど・・・ 。 いやあ、たまに自分がコートに立ってプレーしているのではなく、テレビドラマを見ているのではないかと錯覚してしまうことがあるほどです。

もう17年もバレーボールをやってきて 「もう、いいかなぁ」 なんて思う時もありますが、学ぶことがまだまだあり過ぎて、やめられません。
かむほどに 味のでてくる スルメイカ・・・のようです。


(デイリースポーツ'97.12.16)
ヨーコ・ゼッターランドのスポーツ東西見聞録より

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私にとってバレーボールは・・・

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