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It will only make me stronger − その出来事は私をより一層、強い人間になる手助けをしてくれるだけ。
悔しいこと、悲しいこと、あるいは難題にぶちあたった時に、この言葉を私は自分に繰り返し言い聞かせます。
何かの問題に直面した際、それもあまりありがたくない問題であった場合、どんな人であっても最初の反応というのはやはり 「げげっ。どうしよう・・・」
と思うのがほとんどでしょう。 発生した問題自体が予期していたものであったにせよ、晴天の霹靂であったにせよ、困惑は避けられないのが常です。
どのような過程をたどっても、行きついた先にある、あるいは起こってしまった「事実」や「結果」といったものは、既成のものとして変えることはできません。
しかし、これらの終着点を新たなる出発点として置きかえて、さまざまな方角に向かって進んでいくことはできます。
自分自身にとって最高のことが起ころうと、最悪の事態がぶつかろうと、その直後から、いえ、その瞬間にもと言った方が良いのでしょうか、着々と時間は過ぎていっているのです。
目の前につきつけられた事実、あるいは現実をきちんとした形でとらえ、受け入れる。 そして、それらと共存しながら、今後どのような方向へ持っていきたいのかを、自分の中で築きあげていくことが大切なのではないでしょうか。
この世の不幸をすべて背負い込んだような気持ちのまま、二度と取り戻すことのできない時間を無為に過ごすのか、「転んでもタダじゃおきられねェ」
ぐらいの気持ちで前進をするのか、昔あったコマーシャルのせりふじゃないけど、どっちがトクか、よーく考えてみようではありませんか。
母がいつかヤワラちゃんこと柔道の田村亮子さんのインタビューを見て、彼女が 「試練は乗り越えられない人にはやってこないと思う」
と言っていたと教えてくれました。 ホント、そう思います。何事も絶対的な保証はないけれども、苦難と呼ばれる事柄を克服したその先に見えるものは必ず、一筋の明るい光であると私は信じているし、信じたい。
先頃、新聞やテレビの関係者の方々よりダイエーバレー部について、たくさんの質問を受けましたが、私は現時点で自分は何ができるか、何をするべきなのかをしっかりと見つめ、1日1日を大切に、そしてボールにふれられる一瞬一瞬を大事にして、さらに高く遠くへ飛躍したいと思います。
(デイリースポーツ'98. 1.20 )
ヨーコ・ゼッターランドのスポーツ東西見聞録より
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