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相変わらず蒸し暑い日々が続いています。 クーラーの効き過ぎる冷凍庫のような部屋でふるふしたあと外にでると、じっとりとにじみ出る汗の感触は、あまり気持ちのいいものではありません。 中途半端が嫌いな私としては同じ汗をかくのならドッと体の中からふきだすほどの汗をかいてサッパリするのが好きですね。 それには体を動かすスポーツがいちばん!と思う私は8月から再開される練習を楽しみにしています(ちょっとコワイ気もしますが)。
先週は私が思うところの女性とスポーツの関わりについて少しふれてみました。 ひとつの結論を先に言わせていただくと、女性アスリートが本当に円熟味をおびてくるのは25歳を過ぎたあたりなのではないかと思います。 私の手もとにはこれを証明する学術的データはありません(いつかこのことについて研究してみたいです)。
また、このセオリーが、すべての女性または競技に当てはまるとは限りません。 しかし、私の周囲にいる一流の女性アスリートと呼ばれる人たちを見ていると、どうしても「25歳過ぎ〜」の考えをぬぐいさることができません。
大学を卒業してUSAチームに入った私は22歳でした。 日本のバレー界で言えば、そろそろ中堅の域に差しかかるところ。 ところが、チームメイトたちの私に対するあつかいといえば”Hey,Puppy(子犬ちゃん)”とか”Baby”。 それもそのはず、チームの軸であるお姉さま方は27〜31歳だったのですから、彼女たちから見れば当時の私は赤ちゃんみたいだったのでしょう。
一刻も早く、世界レベルの彼女たちに追いつきたい。 私には若さと体力があるから大丈夫、と思っていた私はすぐにそんな考えは、ある種ごう慢なものだということに気付かされました。
キャリアのなさ、技術の足りない部分は若い体力でカバーしようと思いきや、何年もの間国際試合を戦うためにトレーニングを積んできたベテラン勢の前にあっけなく敗れ去ってしまいました。
若ければいいてもんじゃないんだワ。 がむしゃらに体力の向上、技術レベルのアップに励む時期を越え、精神的にゆとりをもってバレーボールの最前線での戦いを楽しむ余裕すらもっていた彼女たちはとても素敵に見えました。 私もじっくり腰を据えて取り組めば、いつかは味のある選手になれると、ひとつの方向性をUSAのベテランたちは身をもって示してくれたのです。
このおかげで29歳になった今日も、まだ先に楽しみが待っているにちがいないとハッピーになります。 練習がハードでもね・・・。
(デイリースポーツ'98.7.28)
ヨーコ・ゼッターランドのスポーツ東西見聞録より
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