Atlanta 1996 that night,She has written on the back of her right hand ,in japanise "Make everything possible"
粋なクリスマスプレゼントで団結
見知らぬ人に給料を聞かれて頭にきたわ


何千万、何億という単位で支払われるプロスポーツ選手の給与は高いか安いか・・・。 私は決して高いとは思わない、と結論を先に述べて先週の分をしめくくりました。 それではその理由をいくつかあげてみましょう。

一般の人たちが、企業に就職し、定年までは働いたとしてその期間は約40年になります。 スポーツ選手の場合、第一線で活躍できたと仮定して、平均して10年できればかなり良いほうの部類にはいるでしょう。 競技によって選手生命の長さはまちまちですが、15年、20年とプレーできることはもう奇跡に近いことだと思います。 スポーツとはいえ重度の肉体労働ですから身体・体力の消耗度は激しいものがあります。 何十年も続けていくことは不可能です。 ですから考えようによっては凝縮された労働期間なんですよね。

また、肉体を酷使しているということは常に 「ケガ」 と背中あわせの状態に我々はいるということになります。 突発的な事故によって生じたものは別として、致命的なケガの発生を未然に防ぐために普段から商売道具である体のメンテナンスをすることが大切ですし、その維持費というのもけっこう大変なものになる時があります。 細かい理由をあげればいくつも出てきてきりがありませんが、最大のポイントは一線級で活躍するということは、特殊な技能をそなえている、イコール希少価値なのだということです。

スポーツのいちばん良いところは、いつの時代もどんな世の中であってもその動きに左右されることなく、常に人々にポジティブな姿勢を示すことができることだと思います。 その根本となるアスリートたちの持つ能力というのは望んだからといって会得できるものではありません。 そしてこの能力に価値を見いだし、巨額を投じる人たちがいたとしても何の不思議もないと思います。 
スポーツと金銭を結びつけて考えることは何となくタブーとされている節もありますが、優秀なアスリートに商品価値をつけるのであれば 「レアもの」 が高いのは、ごくごく普通のことだと思います。 以上。

さて、これが今年最後の原稿となりました。 稚拙な文章でしかも言いたいホーダイでこの1年つっ走ってきました私におつき合いいただきました皆様に心より感謝申し上げます。 20世紀最後の年が私たちみんなにとって明るいものになることを祈らずにはいられません。 そしてスポーツがそれをあなたにもたらしてくれますように・・・。


(デイリースポーツ '98.12.27)
ヨーコ・ゼッターランドのスポーツ東西見聞録より    

粋なクリスマスプレゼントで団結
見知らぬ人に給料を聞かれて頭にきたわ

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