Atlanta 1996 that night,She has written on the back of her right hand ,in japanise "Make everything possible"
人間はすごいパワーを持ち合わせている
一線級で活躍するということは希少価値


皆様、新春はいかがお過ごしでしょうか。 今年も元旦から駅伝、サッカー、ラグビー等々スポーツがめじろ押し。 寒さも吹き飛ばすぐらい、連日熱い戦いぶりがテレビの画面から伝わってきますよね。 その熱気に押されて 「よっしゃ、今年もスポーツの魅力を伝えられるように頑張るゾ」 と私は決意を新たにしました。 本年もどうぞよろしくお願いします。

ここのところ、書きたいことがいっぱいあった私は、すっかり自分のシーズンがスタートしたということをお知らせするのを忘れていました。 (ちょこっと宣伝しちゃおっと)

昨年の暮れ、世間はイブの夜をどう過ごすかと悩んでいたころ、私、第5回Vリーグの開幕戦の相手をどうやってヘコますかを考えていました。 以前にも一度書いたことがありますが、次回からVリーグでは女子のみ、外国人枠が撤廃されることになったため、私が日本でプレーができるのはこのリーグが最後となりました。 優勝、そしてチームの2連覇に向けてスタートし、ここまでとりあえず4連勝。 「ナイスミディ?」 パワー炸(さく)裂中です。 皆さん、ご声援のほど、よろしくお願いしますネ。

さて、今回のVリーグは12月23日にスタートしました。 クリスマスプレゼントは勝利の喜びで良しとするか、などと思っていると 「ヨーコさーん。 メリークリスマスでーす」 と下級生のひとりがひょっこりドアの間から顔をのぞかせました。 差し出した手には小さな紙包み。 開けてみると2コのオレンジ色のパッチン留めが入っていました。 
何でも同級生5人でアクセサリーショップに行ってチーム全員の分を買ってきたとのことでした。 オレンジはアタッカーズのチームカラー。 私は彼女たちの粋な心遣いに、ほんわかと気持ちが温まってゆくのを覚えました。 

その小さなピンにこめられた想いは単なるクリスマスプレゼントではなく、これから3カ月の間、繰り広げられるリーグに対するチーム全員の同じ想いが寄せられているということは語らずとも十分伝わってくるものがありました。 こういう時がチームスポーツをやっていてよかったなぁ、と思える瞬間でもあります。 
言葉にはならない気持ちが同じだということをお互いの中に見いだした、それが同一線上にそろった時に生みだされる爆発的なパワーがあるのがチームスポーツのひとつの魅力だと思います。
『ゆれる髪をピンでとめ 今日も追います 白い球』
うん、悪くない・・・かな?


(デイリースポーツ '99.01.10)
ヨーコ・ゼッターランドのスポーツ東西見聞録より    

人間はすごいパワーを持ち合わせている
一線級で活躍するということは希少価値

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