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今週は久しぶりの長期休暇のうちの週末となり、実家でボケボケしつつ原稿を書いています。
本業の方は今年は残念ながら5位という成績でシーズンを終えました。 勝つことへのこだわりをもつという私の中での一側面から見れば納得のいかないこともありました。 ただ、昨年は優勝したこと、イコール完全燃焼した形となりましたが今年は何があっても最後まで戦い抜いたことに対して完全燃焼したという思いでいます。
試合の結果は時として自分ひとりがヤキモキしても、踏ん張ってもどうにもならないことがあります。 チーム対戦相手、あるいは審判員などさまざまな外的要素がかかわってくるからです。でも試合の中で結果につながる、つながらないにかかわらず、自分がこれだけは絶対にできる、というものがあります。 私にとって勝敗も大事なことですが、それ以上にこのことを全うすれば絶対に悔いが残らないと確信しているポリシーがあります。
"Put your heart into the ball. Leave your soul on the floor."−心はボールに込めて。 魂はコートに残して。−
この1年もこれができたかしら、とプレーをした場所をひとつずつ思い出しながら考えています。 試合の思い出もさることながら試合後の思い出もこうしてみると色々残ります。
5年ほど前にロシアのセントペテルスブルグ(旧レニングラード)で試合があり、大会後チームメートたちと夜の街へとくりだしました。 チームの世話役になってくれたロシア在住のアメリカ人の方のアパートへ行き、ワインとチーズ (どうしてウォッカとキャビアじゃなかったのかはいまだ不明) を調達してから、その方の知り合いが船を持っているというので、かくして私たちは7月の夜風に吹かれつつ、ワインとチーズを味わいながらセントペテルスブルグの中を流れる運河巡りへと出発しました。
過ぎていく町並みを眺めながら、時間がたつのも忘れて、試合でのハイライトやお互いの健闘を称えつつバレーボール談議に花が咲きました。
大会で優勝はできず2位でしたが、スタッフも含めたチーム全員がバレーにすべてを注ぎこんだから、終わってもまだなおその余熱が残っていたように思います。 ワインの酔いか余熱の酔いのせいか、私たちは船を下りてから、帰り道が分からずウロウロしていましたが、何とか最後はホテルに戻れました。 その方法? 通りがかりのバンに7人詰め込み、お金を払うからと、ヒッチハイク。 楽しかったわよ。
(デイリースポーツ '99.02.28)
ヨーコ・ゼッターランドのスポーツ東西見聞録より
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